用途は
食材を粉砕、撹拌する機械です。

各部の名称
平刃カッター

操作手順
1.電源コードが接続されているか確認してください。

2.容器を本体に取り付けてください。

<容器の取り付け方>
1)容器の握り取手側を手前にし、中心より約45°左に向けて、本体のモーター軸に差し込んでください。(下図参照)

2)握り取手の下部内側に付いているロックレバーを握りながら握り取手を持ち反時計方向(矢印方向)にカチッと止まるまで回してください。

3)握り取手のロックレバーを放してください。容器が本体にロックされます。
・容器が本体のロックガイドに確実にロックされているか容器を右・左に少し動かして確認してください。ロックレバーが掛っていないと使用中、容器が左方向に外れることがあります。

4)容器の取外し方は、取付け方の手順の逆です。容器の握り取手のロックレバーを指で一緒に握り、ロックレバーがロックガイドから外れた状態にして約45°時計方向に回すと、本体側の容器取付ガイド部のツメと容器底側のツメが外れます。

3.カッターを取り付けてください。
モーター軸のカッター固定ピンに、カッター軸穴部の切り溝形状を合わせてモーター軸に差し込み、コトンと落ち込む位置まで押し下げてください。

4.調理する材料を容器に入れてください。

5.容器蓋を取り付けてください。

容器蓋の取り付け方

1)容器蓋のスイッチカム部(蓋の上面に印指示されている部分)を手前にして、中心よりやや左に向けて容器にのせてください。
2)容器蓋を軽く押さえながら、蓋の上面の印が握り取手の位置にくるまで反時計方向にしっかり回してください。
3)容器蓋のスイッチカムが握り取手の位置にある蓋安全スイッチ棒を押し下げ運転可能な準備状態となります。(下図参照)同時に、容器の縁にある3ヶ所の蓋ガイド(前・右・左)の突起部と蓋の突起部が重り合い、容器蓋のパッキンが密着して容器が密閉されます。

●両方の突起部が重なり合っていないと、液体物の処理時に容器上部から液体がとび出す原因になります。

6.速度切換スイッチをセットしてください。
低速で処理する時は「1」に、高速で処理する時は「2」に、ツマミを回してください。
●運転中は速度切換スイッチの操作を高速から低速には切換えないでください。
●速度切換スイッチは「1」と「2」の中間では絶対に操作しないでください
※モーターに異常な負荷が掛かり故障の原因になります。

7.調理スイッチを入れて調理をしてください。テンポラリースイッチ(黒色)を押すと押している間だけカッターが回転します。連続調理スイッチ(緑色)を押すとカッターが連続回転します。「◎」停止スイッチ(赤色)を押すと止まります。蓋は透明になっていますので、処理の状態を見ながらスイッチを操作してください。
●テンポラリースイッチの操作は調理物のキザミおよび調理最初のかきまぜ撹拌操作に使用します。調理加工物の粘度が増した状態の時は使用しないでください。
※モーターに異常な負荷が掛かり故障の原因になります。


8.容器蓋中央の穴は、投入口になっています。追加の調理材料や調味料は、この投入口より入れてください。

9.調理が終れば、「◎」停止スイッチ(赤色)を押して機械を止めてください。

10.調理物を取り出してください。
1)容器蓋を、時計方向に少し回して取り外してください。
2)容器の握り取手のロックレバーを指で一緒に握り、ロックレバーがロックガイドから外れた状態にして、約45°時計方向に回してください。
3)容器の両方の取手を持って、真直ぐ上に持ち上げ、カッターを付けたままモーター軸より取り外してください。
4)調理物を他の容器に取り出してください。 

注意事項
1.本機は、食材を粉砕、撹拌する機械です。目的以外のものには使用しないでください。

2.ご使用の前には、カッター、容器、容器蓋など食材に接する部分をきれいに洗浄してください。

3.容器、カッターが正しくセットされ、容器蓋がしっかり締まっているかをよく確認してからスイッチを入れてください。容器蓋の取り付け方が悪いとスイッチが入りません。

4.必ずカッターを先に取り付けてから、調理材料を入れてください。

5.調理材料は入れ過ぎないようにしてください。1回に調理できる量は、調理材料により異なりますが、目安として容器の1/3〜2/3の範囲内でご使用ください。1回に調理できる最大量以上の材料を入れますと、モーターに過負荷がかかり、内蔵の過負荷保護装置が働いて回転を停止します。

●過負荷保護装置が働いた時
1)モーターへの過負荷の原因を取り除いてください。
a.容器内の処理物の量を少なくしてください。
b.容器内に異物が混入していれば、それを取り除いてください。
2)モーターを30分程度休ませてください。
3)モーターが作動できる温度まで冷えますと、過負荷保護装置が自動的に復帰します。操作手順に従って操作を行い、正常に作動すれば過負荷保護装置は復帰しています。復帰を確認後、改めて調理を始めてください。

6.調理中および調理完了後に機械の運転を止める時は、必ず停止スイッチ(赤色)を押して止めてください。運転中に容器蓋を開けて運転を止めると、本体内蔵のプリント基板とモーターを焼損し、故障の原因となります。

7.液体物を処理するときは、2.2リットル以内で処理してください。ブレードケーシングの上端より多く液体物を入れますと、モーター軸部より機械の内部に流れ込み、故障の原因となります。

8.高温のものの処理可能温度は、最高80度Cです。80度C以上の熱いものは入れないでください。

9.容器蓋と蓋パッキン、およびカッターのプラスチック部の耐熱温度は80度Cです。これらを熱湯洗浄する場合は、必ず80度C以下のお湯で洗浄してください。

洗浄方法
●塩素系の洗剤をご使用になる場合は、各部品を漬け置きしないでください。腐食の原因になります。

●掃除をするとき、クレンザー、酢酸、ベンジン、ガソリン、シンナーなどは使わないでください。キズがついたり、破損の原因になります。

●カッターの刃およびステンレス容器の洗浄後は水分を切り、充分に乾燥させてください。濡れたまま放置しますと、錆の発生原因になります。

 

容器に強いニオイがついた時の対処法
1)容器を食器用洗剤でよく洗い、水ですすいでください。

2)容器が浸るくらいの洗い桶に水をはり、食器用洗剤を適量入れてその中に容器を一晩漬けておきます。

3)翌朝、もう一度洗剤で洗い、水ですすいだ後、充分に乾燥させてください。

4)収納する場合は、蓋を外しておいてください。
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